どもー、今回もすばらしく二日酔い、スズキです。
朝のつよしさん宅には、近所のおじちゃんたちが普通にいて、お茶っこのんでます。
朝ご飯用意してくれてたのに、むりっす。本当に情けねえす。ごめんなさい…。
脳と臓器という臓器すべてを川でじゃぶじゃぶ洗いたいです。
アホだなあ、私は。
山芋(ジネンジョ)掘りにいくっていうんで、つよしさんのお父さんが先乗りして山へ行って、
この一週間、憧れて買おうとしてたピンスパイクの長靴も貸してもらった!!!
グズグズのスズキが完全に足を引っ張りながら、4人で後を追い、山へ。
お父さんが乗ってきた軽トラがあるけど、気配がない。
「ちょっと鳴ってみろ」とつよしさんが言うので「おーい!」と大声出してみる。
小説にあったように、本当に「鳴る」っていうんだなー、マタギだなあ。
つよしさんはマタギなんだなー、と感慨深く噛み締めていたけど、当のお父さんからは全然返事が返ってこない。
ガサガサ音がしたけど、「ありゃ猿だ」とつよしさん即答。
私はまだ捻挫中で、テーピングガチガチに巻いたけど、山深く行くのはよそうと気遣われ、
別のポイントへ。
「二人はそこで待ってろ」と、男二人が山へ芋偵察。
「ほれ、いくぞ」「はい!」
おお、そこから?!タカハシ君がんばれー。
足取り、はやっ!タカハシ君がんばれー。
あっという間に、もういない。
なんか、あの辺の向こうから声がする。
振り返ると、
ああ、またっ!ゆづきちゃんがぐいぐい丘を登って妖精化してる!!!かわいい!
しばらくして、「ねがったー」と降りて早々他を探し始めるつよしさん。おかえり!!おかえり?
「あっちの方みてみっか」「はい!」
「(ほー。)」
「んー、ねえなー」
あんまり遅くなっても帰りが大変ってことで、山芋掘りは切り上げました。
山の神様は女だとか、大体このあたりの山の地形とか要素は把握しているとか、つよしさんの猟犬の名が「虎」だとか、
人が入った跡と獣道の違いとか、
やっぱり、山の人が山にいると「本来の姿」感がすごい。
堀埜さんが海の上にいるときを私はまだしらないんだけど、きっとこんな感じなんだろうなあ。
シナ織り機。灰のアルカリで皮を煮て繊維にするらしいです。
「さんぽく生業の里」という古民家を改装した施設で体験できるし買えるよ。
帰り道、奥入瀬現象再来。きれいすぎて山熊田川(大川?)を見まくる。
なんか、昨日の秋田のラーメン屋さんあたりから、ススキに夢中のゆづきちゃん。
つりばし〜。中継の集落だったかな。渡れなかった。危ないって。直したい。直して渡りたい。
遅いお昼を食べようと、市役所の五十嵐さんに教えてもらったラーメン屋さんに寄ったら、
開いてなかった。開いてるか調べたのになあ。
道中の会話が面白すぎたこともあってか、遠征が終わるのがさみしい。
無事に帰りました。
帰ってきちゃった。あーあーあー。
反芻を繰り返したいけど、案外疲れてたのか、即寝ちゃいましたとさ。