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下山したのが、午後2時半。
その後、クニヨシさんのお宅にお邪魔しました。

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イカとか鮎とか!
山熊田は海まで十数キロです。意外と近い!
この日は、リョウイチさんが前日徹夜して、笹川流れ界隈で黒鯛とメジナを釣ってきてくれて。
このBBQのそばでお刺身にしてました。マタギの村でお刺身が!ごちそうだ。そのお気持ちが泣けます!
「捌きましょうか?」とか偉そうなこと言いそうになったけど、スズキ出しゃばらないぜ。うっかり氷見から来た嫌みな女になってたところだったぜ。
リョウイチさん楽しそうだった〜☆
リョウイチさんは妖精の匂いがします。


山熊田は大体「大滝」さんという苗字なので、みんな下の名前で呼ぶらしいのですが、
飲み会半ばまでクニヨシが苗字かと思ってました。
タカシ君という青年のことは「高橋くん」だと思っていたりして。
なるほどですね!そういう感じなんすね!!


どなたが山熊田のかたで、どなたがお客さんかわからないほど平らかに飲み会が始まり、

時間が経つにつれ、消去法みたいに麓やその他の町に帰っていく人たちがいて、
山熊田純度が増してきまして、やっと、ああ、この方々がここの人なんですね!的な推測を。
左手にいる朗らかMAXな方が、妖精疑惑のリョウイチさんです。

The Mr.クニヨシ!

すげえでっかい人だった!
ザクッとおおらかで、でも的を射た言葉の端々も、おおおーっとなる。
「宇宙の世界の日本の北国のマタギ」で、「過去と今とすこし未来のマタギ」っていう感じ。
本当に言葉少ないマタギの皆さんの中では稀な、他者へ言語化できる人だ。
この時代、誰かがやらなくちゃいけない。
こういうのは当事者より断然、第三者が社会へ伝えた方がよくて、で、第三者へ通訳できる貴重な人なのかもしれない。
でっかいのを背負ってるなあ、っていう印象のクニヨシさんです。かっこいいなあ。

言葉ってなんだろう、って考えさせられる飲み会です。
以心伝心が半端ない。言葉にするのが野暮、でできている飲み会。
でも野暮は笑えるから、ずっと爆笑がたえない飲み会。


クニヨシさんの奥さん、リエコさんが「これ、この辺の昔っからの格好なのよ」って持ってきたのが


どーん!と一升。
このスタイル、忍者?
そしてユイちゃんの首の角度がシンクロしてて、なんか和む。

この絵の格好のルーツはきな臭いらしいす。戦系。なんか味わい深いエチケット、かつ「日本国」っていう単語もすごい。
でかいな。どういうこっちゃ日本国。日本国?
リエコさん、すっげーサックサクとした気持ちのいい女性で、やっぱでっかい。でっかいっていうか、深い。
「監督」と呼ばせていただきます!!!


でですね、勘のいい方はもうお察しのことと思いますが、
2時半から酒盛りだったので、べろんべろんですスズキ。
始めの頃はセーブしてたんですけどね、もう、マタギトークとマタギテンポに呑まれました。

興味深かったのは、山熊田の方々のお酌の仕方。
独特で、酒やらビールやら、注ぐよっていうポーズをしたまま、飲み手がグラス持つまで待つ。
相手が気づくまで、待つ。
無言で、待つ。
ひたすら、待つ。

あとから思ったんだけど、「気配」とか「気」とかで会話しているのかもしれない。
もしくは、そのトレーニングとしてなのかもな。

調和した状態を保ちながら、私や山川君やユイちゃんが異物で混ざって在れる嬉しさと懐のでかさ。
私も調和したい。

というわけで、そういうことなら、と、私もやってみる。感知したそばから飲む。
相変わらず、つよしさんの気の利き方が半端ない!さすが頭領っす。
たくさんしゃべった。
混浴温泉世界って、こういうことを言うんだよな、本当は。
なんていうか、心に服着てるのが異常。裸よりも裸な感じ。なんだこれ、すごい!

何に呑まれているのかな。酒か?マタギ衆か?それとももっと大きな何か??

うむ。そして、酩酊の完成だ!


寝る準備しなきゃーと、まだ意識のある状態で寝床へ行くと、熊寝てたっ!
っていうか、泊めてくださる親切、ありがとうございます、クニヨシさんリエコさん!


くまー!!!!!!すげえー。獲ったのか。獲ったのかー。


クニヨシさんちにあった、銃砲店のカレンダー。

東北芸工大のお掃除係の伊藤さん家にもあった火薬銃砲店系のカレンダーだ!
今思えば、肉を食うって言うことを初めて教えてもらったのが伊藤さんでした。

私の大学院時代、鍛金溶接場で徹夜してる師走に、山鳥や熊の薫製の差し入れをくれてみんなでストーブで焼いて食べたり(熊は食べそびれたけど)、ライフル持たせてくれたり、蔵王の狩猟のあれこれを聞かせてくれた。
山形市の蔵王の麓、土坂の伊藤さん、元気かな。土坂も山熊田と同じで、伊藤さんばっかりの集落です。


酔っぱらったー。星がきれいだー。息白いー。

スッゲー飲んだ。一服しに外へ出てシャキッとしたような幻想的感覚が、私を布団ではなく笑い声のたえない宴席へ向かわせます。

でも本当におもしろかった。
こんなおもしろい人たちが、こんな山奥にいる。
こんな山奥だからいたのかもしれない。
なんか、気持ちが潤った。


後記:
氷見に帰ってすぐ、お礼のお手紙書こうと思って、住所も電話も聞くの忘れた私は、手がかり乏しいままググってみたら、クニヨシさんが情熱大陸!びっくり!


 


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