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 だんだん緊張が解けてきた!気がします。
というか、開き直りはじめているのであります。
歩くだけでも図々しさが大事です。
クラクションならされたら「んにゃろー、うるさいでーす」の精神、とでもいいましょうか。


ハッちゃんがこちらの国際新聞?に今日付けで載っているということで、散歩がてら買いに廻りましたが、7軒振られ。なんでかなー。


手のひらに書いたハングル「국제신문」を見せると、半数以上が手を握って読みます。
しょうがないから、屋台で天ぷらを買って、マックでソフトクリーム買って、ペロペロてくてく帰りました。

イカ天、餃子天、春巻き天、ソーセージ天、計105円
ソフトクリーム35円




釜山人はネオン大好物みたいです。

でも、こういう機会でもなければ、今日もおしりジンジン引きこもってたんだろうなあ。
ハッちゃん、不甲斐なくてすみません。そんでもって、ありがとー。




私の大事なおしりが、いい加減痛いです。
座り過ぎたようです。

…ってマジかよ、ふざけんな、もう11時なの!? ってか、え?夜?
がっかりだあ。

そして、私のおしりと等しくして、変化があるのは味覚です。
キムチが恋しいのであります。

今や、マクドナルドよりカクトゥギでございます。
そういえば腹減った。


ぐつらぐつら煮立ったカルビタン。こういうの食べたかったんだず。

だけど、一人で食べてもうまくない。うまいけど、うまくない。

しかし、時間を忘れる時間がある幸せ。
結局、優先順位はカルビタンより上でした。
でも腹減ったー。酒でも飲むか。



 自転車のバン君(バンディのを借りたので命名)のメンテナンスに、自転車やさんへ。
空気入れしてたら、空気入れ自体が壊れてたので、それをリペアしました。

自転車やのおじちゃんはおかまいなしに韓国語で弾丸トークするので、私もおかまいなしに英語と日本語で好き勝手しゃべってみる。けっこう楽しい。
もし夜で、焼酎でもあったら、酌み交わしてたところだぜ。


今日から釜山ビエンナーレが始まりました。

バンディも新しい展示になり、リトアニア出身ドイツ在住3人組。


バンディの浴槽に水張られてます。落っこちないように!

テクニカルサポートというか、いろいろサポートのビョングォンさんが、一日だけの臨時徴兵命令が来てた。赤くないけど赤紙みたいだ。
激戦中じゃないとはいえ、肩に銃を背負うのも日常の内か。

40才まで、こういう呼び出しは続くらしいです。


しかし、今日買ったスタバの缶コーヒーはまとわりつく激甘っぷり。
私の知ってるエスプレッソのダブルではなく、砂糖も生クリームも全てがダブルな。
解けたアイスクリームさながらでございます。
いや、むしろ、あれでアイスを作るべき。



 夜が派手です。


スタジオから見た海の方。
左の赤いネオンは教会だし。



 真夜中というか、未明の台風のビーチの撮影も終わって、その素材をアレやコレやといじくりだす段階になりまして。

とは言うものの、ファイナルカットも技術もなく、できることでやります。

で、ある程度見えてくるまでは落ち着かないってんで、ユンヒさんの優しさ100%なお誘いを断って心苦しいけど、後でたっぷりとよろしくジュセヨです。


8月は、人だらけでぶっちぎり観光地のビーチにドン引きし。9月に入って、曇りだし、台風後だからか、ぜんぜん違うビーチみたいに人がいない。

そして、うわ、ここ好きだ!と初めて思いまして、ちょっと一服。


「アメリカン」じゃなく「アメリカーノ」と言います。イタリアーノだなー。
ミルクも入れる?って聞かれたんでお願いしたら、かき氷フレッシュクリーム和えが乗ってました。粋でござる。さすが新カフェストリート激戦区、広安里。スタバが霞むぜ。


本を片手に海をボーッとみてたら、浜に変なおっちゃんがいて(たぶんその辺の店のオーナーだろうな。オーナーは基本的にベンチで将棋みたいなのをしてるかブラブラ何かやってる)、釘付けになりつつ、作品の構成を練り、ボーッとする。
そしたら、

お店のねーちゃんがくれた。中に生クリームでシューもサクサク!


昨夜すいとんを食べに行ったら、おかみさんに「一人で寂しくないですか?」と言われた。
そりゃ寂しいけど、まあ、ね。

たぶん、今の日本の暮らしの方が「寂しい」が日常的なんだろうな。
寂しいのを寂しくないようにトレーニングしなくちゃやってらんない、みたいな傾向というか。
そして一人を嫌う釜山の人たちは人間的には自然なことで、友達と腕組みまくりだし、お向かいの部屋の人は玄関全開で寝るし、こんなに高層マンションだらけなのに「三丁目の夕日」みたいだ。

貧富の差が大きいらしいけど、私は貧しい方の街が人間臭くて強烈なので、圧倒的に好きだ。
パリも、移民街の方が断然に面白かった。そもそも私自体、貧乏なんですが。



あの「リポD」な看板の建物の上の方にいます。新旧ごちゃ混ぜなこの界隈。


だいたいこの辺りの食べ物屋さんには、英語表記ももちろん日本語も漢字もなくて、ハングルのみ。


例えばこのトッポッキ屋さん、ウォンがマークなだけまだいい。数字までハングルに見えてくる始末っす。




夜中でも眠らない街です。24時間営業のお店もたくさん。
サイレンもクラクションもネオンサインも派手。

で、なんだかいつもと違う、頭上でスーツケースを転がすような、結構でかい変な音が。



なにこれ、台風?

道の雨のしぶきが波みたいで、お隣の建物の国旗も、ピーンとなっちゃって。

傘もってないし、こんな時間けど、海にいってこようかな。
波が光ってるかもしれない。




 何だか知れんが、バタバタと日本を発つ(前日はポルトのオープニング、出発当日にパスポートを取りにいくくらい)ときに、無意識にスーツケースに放り込んだ山下清の「ヨーロッパぶらりぶらり」という文庫本が、今ありがたい。


この本は、諫早の現代的お坊さんのミソ君が教えてくれて、その日のうちにセブン&ワイで取り寄せて買ったんだけど、読んでなかった。おもしろい。たぶん何度も読み返すと思う。教えてくれてありがとう。
しかし、数ある出番待ちの本のなかで、こいつが来てくれたのはとにかく和む。
(ちなみに、釜山には教会がいっぱいあります、というか、十字架がネオンサインで目立つんだけど)

私は好きな本やマンガはしつこく読み込むし、好きな歌も歌詞を執拗なまでに解釈しようとするし、何度もやったゲームを何度もやる。たぶんみんなビックリするくらい。

それらを必要とする状況は様々で、知らない世界を想像するのはもちろん、わざとつまらない事をやってすぐ眠れるようにしたり、ホッとしたくて再読したり、現実逃避だったりね。


ポルト図書館を作ったことで、見たい本が見られなくなったなあ。私の本以外にも、みんなが持ってきてくれた本が、隅々面白そうなんだ。
ポルト図書館が自分の部屋にあったら、絶対引きこもるなー。





今ポルトで開催中のVIDEO SCREAM、様々な反応があるようです。
お隣のカフェムックのオカちゃんオニちゃんトミーシホ、協力ありがとう!
そしてマルチネス、今ここにいられるのは君のおかげ。超でかい存在です。マルメシア。


皆に食べさせたい韓国のトラディッショナルソウルファーストフードの、スンデ。
ビジュアルすごいんだけど、それを裏切らない、春雨と豚の血の固まりの腸詰め。
付け合わせはレバーを主にした臓物です。スンデすごくうまい。辛いソースサムジャンにつけるか、辛いお塩で頂きます。
レバー嫌いのオニでも、付け合わせ以外なら、たぶんイケる!
アベ薫ちゃんやアイドル大工ケンタだったらど真ん中でしょうよ。



釜山の地下鉄のつり革。
あのSuicaみたいなのを、ソンヨンさんから授与。



このエントランスは、ロッテデパートとシンセイゲ(新世界)デパートの間の地下鉄改札でたところです。ちょっと東京ミッドタウンを思い出しました。


ソンヨンさんの勧めで昨日友達になった美大生ユンヒさん(ねーちゃんがスッチーで、ユンヒさんもキレイな人です)が教えてくれた風呂が、シンセイゲ併設です。
消費施設、あんまり好きじゃないんだけど、きらびやかなデパートのグッチとかシャネルとかの間の細い廊下を行くと、風呂。衝撃っす。

しかも、シンセイゲのインフォメーションには超美人なお姉さんがいて、温泉どこですか?って聞いたら、日本人観光客用のクーポン券をくれました(ホントは大韓航空の客用らしいけど)。


韓国の人は、思っていた以上にたくましい。
そして彼らのパーソナルスペースを見ると、そのたくましさは協力から来ている気がします。
なんというか、別府にすごく似ていて、個々の境界が薄い。

歴史資料は大事だけど、もっと大事なのは生きている人間。
遠回りをしていますけれども、だんだん好きになってきた。


あと、何かとやたらめったら付きまとう「ぁ、ぃ、ぅ、ぇ、ぉ、ゃ、ゅ、ょ」の発音が難しい。
日本にはなじみない発音でカタカナにも変換しがたい。うまく言えたら褒めてくれるんで嬉しいんだ。でもすぐ忘れちゃう。

九官鳥レベルっす、私の脳。




 とっても複雑な気持ちでいっぱいです。

だから、アートは何のためにあるのか、なんでアートをやっているのか、を強く実感する機会でもあり。

思っている以上に、人の一生は、想像以上に短く、虚しく終わる。
虚しくなく、むしろ尊い人生にするべく、そして関わった人たちが尊いと思う人材になるべく、アートはあると思うので、単なるエンターテイメントや自慰行為、ましてや名誉獲得ツールではないんです。
今となっては、境界のない唯一の教育手段かもしれない。
そして真のアーティストとは、キラー細胞なのかもなあ。
俗を見るのは好きだけど、俗なアーティストは嘘くさいものです。
本当にいい作品は、なんというか、悲しいでも嬉しいでもない、混沌とした涙を流させる力がある。


オープンスペース・べ にソンヨンファミリーが連れて行ってくれました。

脳内メーカー風だと、<梨60%、空30%、熱10%>



オープンアトリエの日でした。

パーティー。コリアンの他に、モンゴリアンとインディアンが滞在制作。

スピーチが一人一人、あんまり長いから、表情と仕草と発音のイントネーションで何を言っているか読解しようと試みました。外国人滞在者だとほっとする。

飲み物を進められて、既にマッコリを頂いていたから「同じマッコリ下さい」というと、学生風の女の子がソンヨンさんに、

「日本人はなんで平気で酒を催促するんだ?理解に苦しみます」
「文化の違いなんだよ」
「でも云々…(彼女の秩序と美学などなど)」

というらしき質問と返答が長々と目の前で韓国語で行われ(表情や手振り、わずかなボキャブラリーと、外来語を頼りに解読)、私も「そんなこと重々承知だけど、私が今みんなに合わせたら、逆に皆気を使うじゃねーか」と思った。けど、ソンヨンさんはその会話を英訳して私に伝えなかったので、そういうことなんだと痛み入る。


だだっ広い荒野から梨畑へ、アーティストが作った渡り廊下。
「べ」の事務所とアーティスト住居兼アトリエ群は、結構離れています。


貝塚かと思った地面。砂利じゃないんだなー。たぶんシジミ。
ホントは貝塚か?!@べ


住むとだんだんわかったのは、もちろん人によってはなんだけど、反日感情を強く持っているから、けっこう参る。言葉が通じなくても、情報はたくさん入ってくるからなあ。
波佐見にきた時も、何もわからないまま「無条件であなた嫌い」っていう力があって参ったけど、今回はナショナリズムだ。比じゃないくらい、でかい。

私は主に南北休戦以降の立ち上がり方(粛清とか)を調べていたんだけど、資料館の3.1独立運動のずらりと並ぶ英雄達の位牌群の前で、案内人のゴンさんに習って拝むしかできない。全部ハングルで表記されているからわからないけど、間違いなく日本は悪でしかない展示。
ここもか…。過去に引きずられて、前に進めない。


この争いは北朝鮮とアメリカと中国が調印した休戦調停の争いの時のこと?それともアメリカの信託統治からの独立の時の混乱のこと?と聞いたら、その時だけは目をひんむいて「日本だ!」と言われた。
ごめんなさい。
もう、何を言っても言訳で、そして私には知識もなかったから、位牌を拝むことしかできませんでした。



*****
私のお母さんは江戸っ子で面白い人だけど、新婚生活時代から受けた悲劇(+それに基づく愚痴)を鮮明に32年間私に口伝し続けている。彼女が生きていくには、それはとても大事なことなんだ。忘れることをしないのは、忘れたら気が済まないという意地です。

そんな育ちなので、お父さんを好きになるまでとっても時間がかかった。愛もいっぱいもらっていたのに、見逃していたろう。私はお父さんもお母さんも好きになりたかったんだよなあ。

生まれた時は既に冷戦中で、どんどん冷える。
いつの間にか協定を結ばれてたらしい母に「お父さん好き」なんて言えねえしなあ。父と大喧嘩した兄は、小6から大学に入るまで一言も会話をしていないから、喧嘩=冷戦 と変換される脳になってしまっている。今でもフリーズしてしまうんだな。

だから、テニスでいいところまで勝つと、お父さんとお母さんが一緒に見に来てくれるから頑張っちゃったりしてな。居心地のいいところもテニスコートしかなかったし。

私が坂戸を離れなかったら、いまでも難しかったかもしれない。
(今ではべろんべろんのペロペロになるまで家族中で飲み明かしてハグしてから寝る程の仲良しです。そのかわり、皆あちこちで暮らしています)
*****



例えての個の話だけど、似てるんだよなあ。だとしたら、結果はものすごい仲良しです。それは死のリミットのせいかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
図らずもフラッシュバックっす。


ソンヨンさんが今日、お父さんの顔で、それがとっても衝撃で。
こんなに愛に溢れた父ちゃんがいるのか?!って言うくらい、グレートお父さんだった。すごく素敵だったんです。奥さん女優っすか?!っていうくらいチャーミングでね。娘二人もトッポギみたいなホッペタ。


ぜんぜん関係ないです。「ナッチポックム」。すごーく美味いんす!
蛸にホルモンに葱にトッポギにマロニーみたいなやつwithコチュジャン。
御飯ぶっかけネコマンマみたいに食べました。豆板
醤和えの生ニラや、韓国海苔なんかをトッピングして。元気出る!


日本語だったら、皆とどんなに解りあえるだろうか。イライラ。
くっそー、絶対に解りあえるようなのを作品で作ってやる!
美術は言葉より優れた言語だからな。

くっそーう、もうこうなったら、思いやり200%でございます!500%でもいい。
いい気持ちの循環だ。


最近長文なのは、日本語に飢えているという理由と、アーティストとしていられる幸福と、異常に安い焼酎のせいです。


チャミスル。






 ううむ。
もう、開き直って、ブログを滞在記録(感情記録)として使います。とりあえず制作に至るまではたぶん長文っす。
インプットすることが多いし、私は忘れるのが得意です。リスです。


今回のプログラム、制作ミッションのテーマは「ノマディズム」。
一見華やかに賑わい、ビルもマンションも何もかもでっかく発展している釜山で、なんでノマディズム?という理由はわずかな知識による直感で察したけれど、そんなテーマ掲げられたら「知りませんので」じゃ済まないし、ちゃんと知りたいし知るべきだと思います、近代史。

韓国の歴史は、ずうっと昔から侵略し、侵略され、の繰り返し。
とはいえ、どこのどの戦いでもそうだろうけど。
欲が人権を踏みつぶすと、戦いが起こる。日々の暮らしでもおんなじだ。


釜山は安心して自転車こげません。ひかれそうになります。信号無視チョー多いんだって。
バイクは歩道走るし、クラクションなりっぱなしだし、でも自由!
今日はどこへでも、どこまでも行ける気分になったソンヨン自転車で、南区の釜山博物館へ。
受付の人が、私が日本人とわかると、無料にしてくれました。

館内の監視員はおばちゃんで、席を離れて監視員同士チョーしゃべってて、そりゃそうだなあーと思う古代コーナー。日本と同じでヒジリや土器なんかを展示している。

そこでは、頭が平べったいのが良し!とされた部族の紹介が興味深くて、赤ちゃんの頃から頭を板で挟んで成形し、前歯を抜く。という、奇妙きてれつな美学。纏足みたいだ。非日常が好きなのか。それにしてもすごかった。

そこで、まさか唐津の名護屋城の名をドーンと目にするとは。
釜山で名護屋城のことをちゃんと知りました。名古屋城と間違えそうだなーくらいにしか認識してなかった。
「倭冦(わこう)の侵略が絶えなかった」と博物館にはあったけど、その前に朝鮮は対馬五島壱岐の殺戮をしていた経緯がある。それは博物館では書いてなくて、なんかずるいなあー、と思ったけど、でもそんなこと言っても始まらないし、私にとってはどうでもいい。
だって、実際にバンディは私を迎えてくれている。もう始まってた。


今日は出発前にみんなでお昼御飯。お汁粉うどんwithキムチ!砂糖と塩でテーブルクック。
そして、私の今日のスケジュールを伝えると、やんややんやと懇切丁寧にベストを尽くすための情報を教えてくれる。
「ここの角を曲がると良い」「こっちの角の方が近い」「いや、こっちの方が迷わない」とか。私、ここの人たち大好きだ。


資料館を見たあと、ブラブラ自転車で行くと、なんだか妙な雰囲気の、でもカチッとした公園みたいなのがあって、国連マークの門。入口の監視室の人にいろいろ聞いたら、すごくきれいな英語で、自転車を置いて入る。
注意書きのサインがあって、うるさくするな、芝生に入るな、エクササイズするな、飲み食いするな、なんて書いてある。
ああ、ここは墓地かも、なんて思いながら進むと、いろんな植物が植わってて、併設されたビニールハウスではバラとかいろいろ育てている。

国連の旗を中心に、各国の旗がはためいていて、なんで日の丸ないんだろう?と思ったんだ。


思いっきり墓地でした。

でもここはやはり重要な場所で、朝鮮戦争の時に殉職した国連加盟国の方々のお墓。旗に日の丸が無いわけだ。自分の国じゃないいざこざで亡くなるということって、なんなんだ。


「おしくらまんじゅう、押されて泣くな」を思い出した。
心の根底ではみんな、泣きたいのに堪えている。動きたくないけど動かざるを得ない外的圧力は徴兵制だったりDMZのニュースだったり。
韓国人はノマドだと自覚をしているんじゃないか。

韓国と北朝鮮は、休戦中。つまり、終わってない。

この国では、緊張から解放されたい気持ちが芸術家を動かしているんじゃないか。
がむしゃらだ。




 井筒映画「パッチギ!」で印象的だったイムジン河を聞きたくなったので、youtubeで調べたら、なんとクールフォーセダーズが!まちがった、フォーククルセイダーズでした。

いけちゃんの口から初めて聞いたバンド名だったけど、私はいきなり大好きになった歌手です。
「悲しくてやりきれない」なんて、今ならダサいかもしれないけど、あの湿り気たっぷりの楽曲は人間の本質を捉えている。

とにかく今日は、知ってたつもりが、ゴンさんのリアリティに触れて、あまりにも韓国のことを知らなかったという負い目から歴史を調べまくった。
そして、ソンヨンさんが自転車を直してくれたんで、それを借りにBandeeへ。
ソンヨンさんに釜山の近代史の概要を教えてもらった。

マップが欲しいと言ったら、近くのインフォメーションセンターにたぶんあるから、一緒に行こうか?と言われたので、自転車かしてもらったし、一人で行ってみる!と見送ってもらったら、インフォメーションで、手にいっぱいいろんなマップを持ったソンヨンさんに会いました。
優しさ心底痛み入るけど、間合いがわからない。
申し出には甘えきっていいんだろうか。

自転車が気持ちよくて、自由を手に入れた気分になってたから、教えてもらった道より、ちょっと遠回りしてたんだけど。

だって、

こんな写真館のディスプレイが!
オーケストラの団体かと思ったら、家族写真だもの。

ソンヨンさんはとってもユーモラスでチャーミングな人だけど、あの作品を作った人か…、と思うと、日常と思想のギャップが泣けてくる。

今日は日本の暮らしでは難しい、そして私が渇望していた「引きこもりの日」ぎみにしてみたけど、寂しいのをこらえて引きこもっています。

余力というものは、体を休めて力をつけることじゃなく、必要とするものを実感する力だ。
ここ数ヶ月、自家発電の調子が完全に狂っていたんで、こういう日があって良かった。


チャミスル1000ウォン。